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スノーボードのリーシュコードとは?
スノーボードをする際、リーシュコード(リストストラップ)は必須のアイテムではありませんが、安全性を高めるために重要な役割を果たします。特に初心者やバックカントリーを楽しむ人にとって、リーシュコードはボードが意図せず離れてしまうのを防ぐために非常に役立ちます。
リーシュコードの役割
リーシュコードの主な役割は、スノーボードが滑走中に自分から離れてしまうことを防ぐことです。例えば、ボードを降りてスノーボードを担いでいるときに、誤ってボードが転がり落ちてしまったり、風で飛ばされてしまったりすることがあります。リーシュコードを使うことで、ボードが行方不明になるのを防ぐことができます。
なぜリーシュコードが必要なのか?

リーシュコードを使うことにはいくつかの利点があります。特に初心者やバックカントリーに出かける方には重要なアイテムとなります。
1. 安全性の向上
バックカントリーやスノーボードが混雑しているエリアでボードが突然離れてしまうと、他のライダーに危険を及ぼす可能性があります。また、ボードが下り坂で転がり続けることもあります。リーシュコードはボードが離れないようにし、他の人との衝突を防ぐ手助けになります。
2. ボードの紛失を防ぐ
滑走後にボードが斜面で転がり落ちたり、風に飛ばされたりすることがあります。特にバックカントリーでは、雪山の広大なエリアでボードを紛失するリスクが高いため、リーシュコードを使うことでボードが遠くに行ってしまうのを防げます。
3. 法的な理由
一部のスキー場やバックカントリーエリアでは、リーシュコードの着用が義務付けられている場合があります。特にスノーボードの初心者やスキー場での利用者は、必ずリーシュコードを着けることが推奨されている場所もあります。
リーシュコードを使用しないことによる危険性

- 板が勝手に流れて事故を引き起こす
- リーシュコードがないと、ライダーが転倒した際に板が勝手に滑り出してしまいます。特に急な斜面や混雑したゲレンデでは、流れた板が他のスノーボードやスキーのライダーと衝突する可能性が高く、他の人に怪我をさせたり、自分が再度板に当たって負傷したりするリスクが増大します。
- 他の人を巻き込むリスク
- リーシュコードがないと、板が遠くまで流れることがあり、他のライダーやスキーヤーにぶつかる危険性が高まります。特にスノーボードやスキーをしている人が多い場所では、他の人との接触や衝突が大きな事故に繋がる可能性もあります。
- 板の流れによる他の障害物との衝突
- ゲレンデには他のスノーボード、スキー用具、リフトなどの設備が多くあります。板がリーシュコードなしで流れると、障害物にぶつかって板が破損したり、障害物によってさらに事故を引き起こしたりする可能性もあります。
- 自分の板を取り戻すのが困難
- 板が流れた際、リーシュコードがあればすぐに取り戻せますが、コードがなければ板が遠くまで流れていき、取り戻すために再度危険な場所に戻ることになり、思わぬ事故を引き起こす可能性が高まります。
リーシュコードの使い方と注意点
1. 装着方法
リーシュコードの装着は非常に簡単で、通常は足首に巻くだけです。リストストラップ型の場合、足首にしっかりと巻きつけ、スノーボードと接続します。コードがたるまないように、しっかりと締めておきましょう。
2. スノーボードの種類に合ったリーシュコードの選定
使用するボードや滑走スタイルによってリーシュコードの選び方を変えることが大切です。例えば、パウダーエリアでの使用では長めのコードが便利で、トリックを多く行う場合は軽量なリーシュコードが適しています。
3. 定期的な点検
リーシュコードも消耗品ですので、定期的に点検することが重要です。特にバックカントリーでは、コードが絡まってボードが取り付けられない状況が起こらないように、使用前にしっかりと確認しておきましょう。
おすすめのリーシュコード(製品レビュー)

Dakine(ダカイン)リストリーシュ
初心者にも使いやすいリストストラップ型のリーシュコードです。価格がリーズナブルでありながら、耐久性と使い心地が良いため、スノーボードを始めたばかりの方にもおすすめです。
Burton(バートン)リーシュコード
人気のあるブランドでシンプルで使いやすいリーシュコードです。荷物を持っているときに便利で、バックカントリーや山岳地帯での使用に適しています。雪山の険しい地形でも安心してボードを運ぶことができます。
まとめ
リーシュコードはスノーボードの安全性を高めるために非常に重要なアイテムです。特にバックカントリーやスキー場での滑走中には、ボードが思わぬ場所に転がることを防ぐために必要不可欠です。自分の使用スタイルに合わせて適切なリーシュコードを選び、定期的に点検を行うことで、より安全に楽しいスノーボードライフを送ることができます。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
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